クリスマス漫才(ちぇふぁ)
2018.12.23
A:どうもー!ちぇふぁです!よろしくお願いしますー!
B:いやー、寒くなりましたね!
A:そうですね!もう冬まっさかり!なんて言うてますけども!
B:ええ、もうそろそろ年越しですよホンマ!
A:え、ちょっと待ってはやない?大事なイベント忘れてない?
B:ん?なにを忘れてますかね?
A:いやいや!!!クリスマス!日本でもしっかり市民権獲得しているクリスマスなんで分からんのや!
B:あ~…クリスマスね、ひきこもりぼっちには関係ないもんですっかり存在を忘れてたわ。あんなんいらんイベントやろ…
A:なに言うてん!おま、いいか?クリスマスはな、恋人と過ごすものだと勘違いしてるようだけども!
B:いや世間はそう思ってるやろみんな…
A:ちがう!クリスマスは「大切な人」と過ごす日なんやで!恋人に限らず家族や友達と楽しくあたたかく過ごせればそれが正解なんや!
B:え、そうなん?てっきり恋人がいない人たちは12/24-25だけ人権がないもんかと思ってたわ…人権あったわ良かった~
A:いやそれお前以外のシングルベルに失礼やろ!(ドヤ顔)
B:いやお前の方がよっぽど失礼じゃねーか何だよ”シングル”ベルって!上手いこと言ってんじゃねーよ!
A:バレました?いやだいぶズレた話を戻しますけども…そう、あのークリスマスって恋人のイベントってイメージがありますけども、それは日本のテレビジョンの戦略なんですわ!だから誰でも良い、なんなら対面じゃなくても良いから誰かの存在を感じながら 幸せに過ごしてほしいっちゅーことを伝えたかったんですわ!
B:お、おう、ありがとうな、なんか熱量ハンパないけどお前なんかあったんか?
A:いや実は最近読書に凝っててな、ポール・オースターっていう人が書いた『オーギーレンのクリスマスストーリー』って話を読んだんだけどな…あれめっちゃ良い話なんだわ!ネタバレしたくない!読んでほしいただそれだけや…!
B:え、なになに…(検索)うわなにこれ、洋書とか読めねーよ!
A:そういうと思った!実はこの物語が映画になっててな、1995年に『スモーク』ってタイトルでミラマックスっちゅー制作会社から出てるんだよ!
B:ハリウッドじゃないってことは…あれだろ!無名の俳優ばっかり出てきてるしょーもないお遊戯映画なんだろ!
A:なんやさっきから失礼なやつだなホンマ!ちゃうで!あんなぁ、ハリウッドじゃないからこその繊細で情緒深い描写が多くの評価を得て ベルリン国際映画祭で審査員特別賞を受賞してんねんすごいやろ?しかもな……かの有名なウィリアム・ハートが出演してる!
B:え、まじで?ちょっと興味湧いてきてんねんけど怖っ……まあ観てみるわ、クリスマスにひとりでな!
A:何も伝わってへんやないかーーーい!どうもありがとうございましたー!
ということで、是非クリスマスに観てほしい映画紹介でしたw