Nightmare③(ゆき)

2019.10.27

K店長「俺はストーリーを知ってるから、プレイヤーとしては参加できない!
 けど、進行役が必要だから俺は進行役で入るね!!
 店内が暗くなって行くのは日暮れを表現していて、夜になるとなにかが起こります。
 真っ暗になったら、危ないからその場から動かないでください。
 ではまず、このワインを開けて飲まなきゃいけないんだけど、開けられる人ー?」

ゆき「はぁーい!!」

K「ゆきちゃんだけね。じゃあゆきちゃんこっち来て開けて。」

私はB卓でワインの埃を払い、渡されたオープナーでワインを開け始める。

A氏とB氏はカウンターでじゃれあっている。
C氏は「上手にできるの~?」などと茶化しながら、K店長と二人で私の隣にいる。

ポンッと良い音を響かせ、コルク栓がキレイに抜けた。
同時に急に店内の照明がフェードアウトしていく。。。
いよいよ何かが始まる?!と、皆の期待が高まる中
店内が漆黒の闇へと包まれた。。。

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